• "交通事故"(/)
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  1. 富津市議会 2019-09-11
    令和 元年度決算審査特別委員会−09月11日-03号


    取得元: 富津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-23
    令和 元年度決算審査特別委員会−09月11日-03号令和 元年度決算審査特別委員会              決算審査特別委員会議事録 1.日  時  令和2年9月11日(金)午前10時 1.場  所  第3委員会室 1.出席委員   三 木 千 明 君       猪 瀬   浩 君       宮 崎 晴 幸 君   渡 辺 純 一 君       三 富 敏 史 君       福 田 好 枝 君   関     努 君       諸 岡 賛 陛 君       千 倉 淳 子 君   山 田 重 雄 君       平 野 英 男 君       佐久間   勇 君   石 井 志 郎 君       平 野 明 彦 君 1.欠席委員   なし 1.議  長   渡 辺   務 君 1.出席説明員   市長         高 橋 恭 市 君   副市長        小 泉 義 行 君   総務部長       白 石 久 雄 君   総務部次長      市 原 岳 人 君   総務課長       牧 野 常 夫 君   財政課長       高 梨 正 之 君
      市民部長       中 山 正 之 君   納税課長       秦 野 憲 一 君   健康福祉部長     坂 本 秀 則 君   介護福祉課長     池 田 剛 和 君   健康づくり課長    藤 嵜   勉 君   国民健康保険課長   花 田 康 宏 君   建設経済部長     庄 司 優 人 君   建設経済部次長    茂 木 雅 宏 君   商工観光課長     嶋 田 清 一 君 1.出席事務局職員   事務局長       重 城   祐     主幹         大 川 美佐子   係長         三 木 貴 好     主査         平 野 智 裕 1.議  事    (1)議案第9号 令和年度富津国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について             (質疑討論採決)    (2)議案第10号 令和年度富津後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について             (質疑討論採決)    (3)議案第11号 令和年度富津介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について             (質疑討論採決)    (4)議案第12号 令和年度富津温泉供給事業特別会計決算認定について             (議案説明質疑討論採決)           ────────────────────────                    開     議           令和2年9月11日(金) 午前9時57分 開議 ○委員長三木千明君) 皆さん、おはようございます。定刻前ではございますけれども、おそろいでございますので、ただいまから本日の会議を開きます。           ────────────────────────                    委員長の報告 ○委員長三木千明君) 本日は決算審査特別委員会の中で、議案第9号から議案第12号までの4議案について審査を行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  なお、議案第9号から議案第11号までは、8月26日の本会議において執行部より詳細な説明を受けておりますことから、説明は省略し直ちに質疑を行い、質疑終了後、討論採決を行います。  また、議案第12号は、執行部から説明を受けた後に、質疑討論採決を行います。  次に、説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手と同時に起立し、指名された後に着席、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようにお願いします。  以上で、私からの報告を終わります。           ────────────────────────                    議     事     (1)議案第9号 令和年度富津国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について              (質疑討論採決) ○委員長三木千明君) それでは、直ちに議事に入ります。  初めに、議案第9号 令和年度富津国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  御質疑ございませんでしょうか。平野英男委員。 ◆委員平野英男君) よろしくお願いします。264、265、お願いします。  健康づくりへの取組、頑張ったら頑張った分だけインセンティブを稼げる保険者努力支援制度について伺いたいと思います。  去年も同様の質問したんですけれども、うっかり抜けてた部分があるので、そこの部分をお聞きしたいんですけども、これに関しては、富津市、本当に好調で、平成29年度よりも平成30年度平成30年度よりもこの令和年度、着実にインセンティブを稼いでいるというのが、数字のほうからも伺えます。  平成30年度と比較しても、265ページの下段のほうです。備考欄保険者努力支援制度分2,214万8,000円となっていますけれども、これ前年度と比較しても551万円増なんですけれども、前回聞き忘れたというのが、私の認識では、2のところで特別調整交付金市町村分あります。4,980万7,000円。  この中にも、確か保険者努力支援制度分が加味されていると思います。それが幾らなのか、併せて保険者努力支援制度分としてのインセンティブが幾らなのか、合計額を教えていただきたいと思います。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  令和年度保険者努力支援制度分で2,214万8,000円。決算書265ページのその下の特別調整交付金市町村分につきましては、4,980万7,000円のうち、保険者努力支援制度分で475万6,000円、合計で2,690万4,000円でございます。  昨年度平成30年度におきましては、保険者努力支援制度分で1,663万8,000円、特別調整交付金分としましては807万6,000円、合計で2,471万4,000円。合計で比較いたしますと、前年度と比較しまして219万円の増でございます。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) 本当にトータル額で見ても、これに関しては、富津市好調だなという部分が改めて確認できました。  平成30年度に関しては54の市町村があって、ランキングも6位だったと思うんですけれども、令和年度に関しては、千葉県でランキングどのくらいまで行っているのか、あと、もし分かったら全国ランキング、もし分かるようであれば、それも併せて教えていただきたいんですが。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  令和年度保険者努力支援制度獲得ポイントにつきまして県内順位でございますが、54市町村中2位でございます。ちなみに全国では、1,741市町村中114位でございます。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。この状態をキープ、もしくはさらに上を目指していただきたいと思うんですけれども、具体的に全てがいいわけじゃなくて、当然よしあると思うんです。保険者努力支援制度といっても、いろんな項目があるので、全部は結構なので、よかった部分、悪かった部分とか反省点、主なものを教えていただきたいと思います。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  評価のよかった項目としましては、特定保健指導実施率で50点満点中50点獲得、対前年度25点の増、個人インセンティブの提供といたしまして70点満点中70点獲得、対前年度で15点の増、後発医薬品の促進で35点満点中35点獲得、対前年度15点の増などでございます。  一方、評価の下がった項目といたしましては、第三者求償の取組の実施状況で40点満点中30点獲得、対前年度2点の減となっております。なお、この第三者求償の取組と申しますのは、健康保険の対象とならない交通事故でけがをした場合など、一時的に保険給付を行うわけでございますが、この場合におきまして、交通事故加害者などの第三者損害賠償を請求する事務がございますが、それにかかった日数などを指標として評価されるものでございます。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。では、次に移りたいんですけれども、成果説明書の211ページの下段です。保険税収納状況、これ全体としての数字が出てるんですけれども、これではピンときづらい部分があるので、1人当たり保険税額、これに関してはかつて、私が議員に初当選したときには、1人当たり保険税が10万円を切るって、イメージしづらかったんですけれども、その後いろいろ経営努力もあって、今では10万円を切っていると思うんですけれども、富津市の令和年度の1人当たり保険税、参考までに近隣3市、君津木更津袖ケ浦と比較して、それぞれの保険税教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  令和年度決算におけます、本市の1人当たり保険税調定額につきましては8万8,799円でございます。近隣3市の見込みでございますが、木更津市が9万7,849円、君津市が9万5,166円、袖ケ浦市が9万2,117円でございます。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。4市の中では一番安い保険税で、市民皆さん税者の軽減を実現できているんで、本当にやりくり大変だと思うんですけれども、このような状態キープしていただければ、市民の皆様も喜んでいただけると思います。  では、最後の質問ですけれども、決算書の2ページ、近隣市と比較をしたので、近隣市との比較関連でお聞きをしたいんですが、2ページで一般会計実質収支決算剰余金を聞いたんですけれども、富津市に関しては国保会計決算剰余金が1億3,913万7,059円ということですけれども、参考までに決算見込みで、まだ認定されてないので、見込みになろうかと思いますけれども、君津木更津袖ケ浦決算剰余金見込額を教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  各市から聞き取りいたしました決算数値見込みでお答えさせていただきます。  木更津市が1億1,000万円、君津市が7億円、袖ケ浦市が5億2,000万円でございます。 ○委員長三木千明君) 平野英男委員。 ◆委員平野英男君) ありがとうございます。あまり他市のことをどうのこうのではないですけれども、かなり決算剰余金出ているところもあるんだなということが理解できました。  あと、このお金の使い方に関して基金に積み立てるのか、翌年度予算のほうに組み入れるのかは、これはその自治体の運営方法論によるものだと思いますので、そういうことだということが理解できました。  ありがとうございます。以上です。 ○委員長三木千明君) ほかに質疑ございますか。千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 決算書の282ページ、成果書の211ページになるんですか。  基金積立金についてお伺いいたします。常任委員会の時にもお聞きしたんですけれども、現在の富津市の額が、ここに載っておりますが、近隣3市の基金額を教えてください。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  各市の令和年度末の基金残高でございますが、君津市が約1,100万円、木更津市が約9,400万円、袖ケ浦市が約1億4,600万円でございます。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) ありがとうございます。毎年指摘をさせていただいているところでございますけれども、この基金の残高が非常に4市に比べて多くなっております。その理由も前回お聞きしたんですが、これもう一度お答えいただいてよろしいですか。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えさせていただきます。  前回と同様の回答ということで申し上げさせていただきます。  今回、令和年度9月補正予算に計上いたしました令和年度決算剰余金、こちらを積み立てた後の国民健康保険基金残高については約8億3,000万円となる予定でございます。  一方で令和年度の当初予算におきましては、千葉県へ納付する事業費納付金等財源不足への対応といたしまして、国保税率の見直しを行わず約2億7,000万円を基金繰入金で対応することとしておりまして、令和年度末の基金残高は約6億円まで減少する見込みで、今後も基金からの繰り入れが必要な状況が続くことが想定されております。  このような状況からいたしまして、今後の基金活用につきましては、これから今後示されます令和年度事業費納付金動向等に十分留意しつつ、保険税率の引き上げを行わないための繰り入れなど、被保険者負担増加につながらないよう、安定的な国保運営のために基金活用を検討してまいりたいと考えてございます。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 執行部の方々が今までの動向とこれからの人口の動向等も考えて、そうした積み立てをしてくださっていることの努力は、大変ありがたいことだなと思っております。  ただ、今回の国保協議会のときに、委員の方から今回の災害についてにある意見が出ました。その方は、実はコロナ禍の中にあって子供たちの教育を何とかしようということで、教育者だった方ですので、お仲間何人かと、そういった子供たちのお勉強を見ている、そういう会を毎回やっていると、今回、コロナ禍でそうした子供を集めるときの、そこで行われることに対する予防策だとか、そういったことを大変苦慮していると。  その中で、この国保の中から何か富津市独自として、そういったところへ支援をしていただけるようなことはないのか、そういったものはどこの予算から出るのかというような御質問が出たと、私は理解をしております。  将来のために蓄えることはもちろん大事ですが、4市と比べての額からいっても、何かしらそういった市に国保税を納めていらっしゃる方たちの要望に応えられるようなところに、ぜひこの基金を充てていただけるような努力を、今後もしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。お願いします。
    委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  まず、この国民健康保険事業特別会計につきましては、御承知のとおり、国民健康保険法に基づきまして、被保険者の疾病、負傷、出産または死亡に関して、必要な保険給付を行うことを目的として設置され、目的税として国保税を賦課徴収してございます。  今回、基金を積み立てておりますが、まず基金活用といたしましては、こうした目的として賦課徴収させていただいた国民健康保険税を、安定した保険給付を最優先として基金活用を検討してまいりたいと考えてございます。  また、富津国民健康保険事業運営協議会のほうでも御意見賜りましたが、新型コロナウイルス感染症に関する対応につきましては、国保の被保険者のみならず、市民全体に関わるものでございますので、国保税を財源とした国保会計ではなく、一般会計での対応が基本になるのではないかなと考えてございます。  また、このほか国保税で対応することが困難な臨時的、緊急的な国保の被保険者に対する支援といたしましては、国からの財政支援を受けて傷病手当金の支給、国保税の減免などを実施しているところでございます。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) ありがとうございます。ということは、やっぱりこの基金はあくまでも、先々への国保税の負担に対する繰り入れにしか使えないというふうに聞こえますけど、そういうことでよろしいですか。 ○委員長三木千明君) 国民健康保険課長花田康宏君。 ◎国民健康保険課長花田康宏君) お答えいたします。  まず、最優先の目的といたしましては、被保険者の方が安心して各種の保険給付を受けていただくために使うということを最優先としております。  そのほか、その目的に沿った保健事業等に現在も活用させていただいておりますが、まずはそういったところが、優先的に活用目的となると考えてございます。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 分かりました。では、その中で、活用できるもの、市民方たちに、要は国保税を納めてくださっている方たち、そういった方たちに、こういう基金が何か使えるようなことがあるのであれば、そういったこともぜひ考えていただきたいと思いますけれども、今の色のついたお金ですから、使えないということを念頭に置いて、この金額が妥当かどうか、これからどういうふうに活用していくか見守っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長三木千明君) 答弁よろしいですか。 ◆委員千倉淳子君) いいです。 ○委員長三木千明君) ほかに質疑ありますか。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 成果説明書の213ページをお願いいたします。  特定健康診査事業についてお聞きします。  富津市の保健指導はレベルが高いということを、そのいい評判をよく耳にしておりますけれども、健康寿命を延ばすことが結果的には本人のためになりますし、医療費の削減につながるということになります。  指導を受けて、その指導どおりにやってくれる人ばかりではないと思いますけれども、根気よく引き続き御指導のほうをお願いしたいと思いますけれども、特定健康診査の結果、特定保健指導対象者、特にハイリスク者保健指導につきまして、具体例で1例で構わないんですが、どのような対象者がいて、どういう指導をして、また結果どうなったかというのが、1例でも挙げていただけたらありがたいんですが。 ○委員長三木千明君) 健康づくり課長、藤嵜 勉君。 ◎健康づくり課長藤嵜勉君) お答えいたします。  今、議員おっしゃったとおり、特定健康診査をやった中で、数値的に、例えば糖尿病可能性とか、重症化可能性のある方が何人かいらっしゃいます。その方々につきましては、二次健診等でこちらにも書かさせていただいているんですけれども、例えば、ヘモグロビンA1cとか、血清クレアチニンとか、尿酸値とか、また二次健診といたしましては、積極的支援というところでほかの項目、例えば重症化予防といたしまして、動脈硬化予防健診等をさせていただいております。させていただいた中で、医療機関へつなげるような形を、指導を取っております。  また、医療機関からは市の保健師のほうに、その結果等が連携ということで知らされることがあります。 ○委員長三木千明君) 佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) ありがとうございます。もちろん重症化にならないように、また重症化を1年でも先送りできるようにした、今後も御指導のほうよろしくお願いいたします。  以上です。 ○委員長三木千明君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) ほかに質疑もないようですので、質疑を終了いたします。  続いて、討論に入ります。  反対討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 次に賛成討論ありますか。佐久間 勇委員。 ◆委員佐久間勇君) 私は、賛成の立場で討論いたします。  国民健康保険国民保険を堅持し、少子高齢化の環境の中でも持続可能な医療保険となっている制度であります。  財政運営の主体は県となりましたけれども、職域保険加入者を除いた市民から税として徴収し、特別会計運営しているのが現状でございます。  令和年度予算現額59億4,804万5,000円に対しまして99.2%、58億9,934万6,657円の徴収済額とまさに誤差なし運営でございます。  1人当たり保険税も、君津4市で一番低く抑えているという中で、所得の格差にかかわらず被保険者健康維持増進のため、特定健康診査特定保健指導などを積極的に展開し、医療費適正化を図っていること、また18歳以下の被保険者にかかる国保税均等割額を減額し、負担の軽減を図りました。現行制度を遵守し最大限に生かす努力が伺える事業決算でありますので、議案第9号に賛成いたします。  以上です。 ○委員長三木千明君) ほかに賛成討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第9号を原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) 賛成全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり認定すべきものと決しました。           ────────────────────────     (2)議案第10号 令和年度富津後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について              (質疑討論採決) ○委員長三木千明君) 次に、議案第10号 令和年度富津後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  御質疑ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) では、質疑もないようですので、質疑を終了します。  続いて、討論に入ります。  反対討論ございますか。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) この後期高齢者医療制度というのは、平成20年度にできてから、75歳になると、今まで加入していた医療制度から外されて、扶養家族になっていた人も強制的に保険料を支払うことになったんです。平成30年度から保険料軽減措置も徐々に外されて、保険料は大幅に値上げとなってきました。  少ない年金の中からも、天引きで引き落としされて、引き落としができない人は滞納になり、滞納すると正規の保険証ではなく、短期保険証になってしまうということから、高齢者も安心して暮らせるようにするのが、国の在り方を考えて、決算認定に、私は反対したいと思います。  以上です。 ○委員長三木千明君) ほかにございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 次に賛成討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第10号を原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) 起立多数であります。よって、議案第10号は原案のとおり認定すべきものと決しました。           ────────────────────────     (3)議案第11号 令和年度富津介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について              (質疑討論採決) ○委員長三木千明君) 引き続き、議案第11号 令和年度富津介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。  御質疑ありませんか。千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 決算書の314ページ、315ページ、介護保険災害臨時特例補助金というのがありますけれども、これの使い道について教えてください。 ○委員長三木千明君) 款項目をお願いします。 ◆委員千倉淳子君) 3款2項5目です。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) お答えいたします。  こちらの補助金は、東日本大震災の被災者に対する介護保険料の減免に対する補助でございます。対象者2人、減免額15万480円の介護保険料に対し、国の補助10分の6、9万円、残り6万480円は調整交付金に含まれています。  なお、補助金の使い道については、介護給付費に充当しております。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) ありがとうございました。  続けて幾つか質問させていただきます。決算書の325ページ、成果説明書218ページになるのかなと思っておりますが、認定調査関係で聞かせいただきたいと思っています。  今年、災害後、またコロナ禍の中、認定申請数というのはどうなっていますか、増えてきたのか、それとも減ってきたのか、教えていただきたいと思います。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) 新規申請は4月から8月までが月71件、9月から3月までが月75件と、4件の増加となっております。  区分変更申請につきましては、同じく4月から8月が月27件で、9月から3月が20件と、7件減少し、両方合わせた場合は3件の減少となっています。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) ありがとうございます。では、あまり差がなかったということですね。今の段階で、コロナ禍皆さんやっぱり業務が大変だと思うんですけど、申請から認定が出るまでの日数というのは、大体どのくらいかかっているんでしょうか。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) お答えいたします。  平均35日となっております。ちなみに平成30年度は30日。なお、台風の影響で9月19日の審査会を中止しております。  また、千葉県平均は40日、全国平均は39日、全国値の中央値は38日となっています。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員
    委員千倉淳子君) 富津市は本当に出るのが早いほうだったということは、前々から感謝をしているところです。  基本的には、1か月程度で出すというのが基本になっていると思うんです、どうしても人数が多いので、皆さんどこでも長くなっているというのが現状ですが、やっぱり今回のコロナだとか、業務の関係で少し今は長くなっているのかなというふうに思いますが、そういうことでよろしいでしょうね。 ○委員長三木千明君) 介護福祉課長、池田剛和君。 ◎介護福祉課長(池田剛和君) ただいま言われたとおりに、今回のコロナの関係で、主治医意見書の提出遅れなどが主な原因となっております。 ○委員長三木千明君) 千倉淳子委員。 ◆委員千倉淳子君) 認定調査についてはいろいろ大変だと思います。ケアマネの不足もあって、天羽地区では調査に来る方たちがほとんど、鋸南から皆さん調査に来ていただくような状態が今できております。  大変だと思いますけれども、今後もなるべく早く結果が出るような努力を引き続きよろしくお願いしたいと思っております。 ○委員長三木千明君) 千倉委員決算の関係ですので、日数の関係というのはちょっと逸していると思うんですけども。 ◆委員千倉淳子君) そうですか。 ○委員長三木千明君) はい。 ◆委員千倉淳子君) そうですか、分かりました。それも含めてだと私は思って、大変失礼いたしました。今後気をつけます。  以上です。 ○委員長三木千明君) ほかに質疑ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 質疑もないようですので、質疑を終了いたします。  続いて、討論に入ります。  反対討論ございますか。福田好枝委員。 ◆委員福田好枝君) 介護保険事業ですが、現在、一番低い保険料の人でも月に2,565円で、年に3万780円支払っています。月1万5,000円の年金者からも天引きされるということで、年金少ない方は非常に苦しんでおられます。  また、来年度は8期に入ってさらに引き上げになることとなると思います。より良い介護を受けたいと思えば保険料が上がる仕組みが、この介護保険制度です。  国の負担割合を引き上げない限り、保険料は際限なく高くなる制度なので、市として国へ国庫負担金の引き上げを求めて、本決算に反対いたします。  以上です。 ○委員長三木千明君) ほかにございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 次、賛成討論ございますでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) ほかに討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第11号を原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) 起立多数であります。よって、議案第11号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  会議の途中ですが、説明員入れ替えのため、ここで暫時休憩をいたします。  会議の再開を10時40分といたします。                  午前10時31分 休憩           ────────────────────────                  午前10時36分 開議 ○委員長三木千明君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。           ────────────────────────     (4)議案第12号 令和年度富津温泉供給事業特別会計決算認定について              (議案説明質疑討論採決) ○委員長三木千明君) 議案第12号 令和年度富津温泉供給事業特別会計決算認定についてを議題といたします。  本件議案に対する説明を求めます。建設経済部長、庄司優人君。 ◎建設経済部長(庄司優人君) 令和年度富津温泉供給事業特別会計決算書について、御説明申し上げます。  別冊の令和年度富津温泉供給事業特別会計決算書の6ページを御覧ください。  温泉供給事業につきましては、観光開発の一環として、昭和47年3月から地域旅館業者を対象として、温泉供給を開始したものでございますが、余剰の湯量があったため、昭和48年度より一般家庭への供給を開始し、現在に至っております。  令和年度の年間総供給量は6,028立方メートルで、前年度に比べ447立方メートルの減となりました。  主な原因は、令和元年台風第15号の影響により、当温泉供給地域において、令和元年9月9日から9月19日の間、停電が発生していたことから、温泉供給ができなかったためであります。  7ページを御覧ください。  3業務、(1)業務量でございますが、供給戸数につきましては、令和年度末で営業3戸、一般9戸の、計12戸であり、前年度と比較いたしますと、一般1戸の減となっております。  年間総供給量は、6,028立方メートルで、1日平均供給量は16.47立方メートルであります。  9ページを御覧ください。  (3)収益的収支明細書でございますが、収入につきましては、基本料金、超過料金及び量水器使用料等の営業収益が86万4,693円で、営業外収益はなく、決算額は同額の86万4,693円でございます。  支出につきましては、営業費用の揚湯供給費が152万9,467円、減価償却費が88万4,539円の、合計241万4,006円であります  10ページを御覧ください。  資本的収支明細書でございますが、該当する収入及び支出はございませんでした。  恐れ入りますが、3ページへお戻りください。  令和年度富津市温泉供給事業損益計算書でございますが、令和年度の営業損失は154万9,313円で、営業外収益はございませんでしたので、当年度純損失は154万9,313円となりました。  これに、前年度繰越欠損金2,007万1,271円を加えた2,162万584円が、当年度未処理欠損金でございます。  以上で、説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほど、お願い申し上げます。 ○委員長三木千明君) 執行部説明は終わりました。  これより質疑に入ります。御質疑ありませんでしょうか。石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) いつも同じような質問で申し訳ございません。  結果、今回の決算委員会で令和年度中に事業を清算するといような説明があったようにお聞きしたんですが、今後の事業清算に伴うスケジュール、それと5ページに貸借対照表があるんですが、この中で、現金が549万6,922円。資産の部と負債の部、資本の部で、合計しますと、単純に考えて負債の分というのは、資産の部と相殺すれば財務的には清算できると思うんですが、今後清算にするに当たって、建物等の撤去費が果たして596万922円で間に合うのかというところが、一つの問題点になろうかと思います。  昨年も質問した中で、加入者に温泉を供給する配管等は、国、県と相談した上、埋設のまま処理をしないとか、そういう話もありました。その辺も含めまして、今後の清算までのスケジュール、令和年度残りあと数か月しかございません。その間に果たしてこれが清算できるのかどうかを含めまして、御説明いただきたいと思います。 ○委員長三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  温泉供給事業の今後の進め方につきましては、財政状況及び施設の老朽化等により、今後の温泉供給事業の継続が難しいと判断したため、平成29年9月から利用者への説明会を開催し、事業の廃止について理解を求めてまいりました。  現在、借地の返還にかかる地権者との協議、また国道や県道の占用についても協議はおおむね完了しております。撤去の費用につきましては、概算で1,100万円を見込んでおります。  撤去の施設について主なものを申し上げますと、源泉地に設置しているベビーコンプレッサーやポンプ、貯水槽等の撤去や先ほど申しました、国道、県道に埋設されている配管へのモルタル注入を予定しております。  施設の撤去のスケジュールでございますが、令和3年3月31日をもって温泉供給事業を廃止する予定で進んでおりますので、施設の撤去につきましては、令和年度一般会計において、予算の計上をしていきたいと考えております。  また、一般会計でどの程度負担するかという見込みでございますが、施設の撤去費用が1,100万円、令和年度末の現金残高を約300万円で試算いたしますと、800万円程度の一般会計から支出をすることと見込まれます。 ○委員長三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 結局、結論先送りした結果が、このような状況になろうかと思います。でも、温泉というものが富津市内の観光の一つの目玉になっていたわけですから、致し方ないと思います。  これ、認めなければ清算できないわけですから認めようかと思うんですが、これ企業会計に一般会計から予算を出す場合には、どのような項目で、令和年度予算要求をする予定か、その辺をお聞きかせいただけますでしょうか。 ○委員長三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  企業会計から一般会計の現金、残金というんですか、そちらの収入につきましては、県のほうに確認いたしましたところ、一般会計の雑入ということで入れればいいんじゃないかということで、2番目の回答……                〔「逆だよと」と呼ぶ者あり〕 ◆委員(石井志郎君) 今、現金では令和年度末で300万ですね、処理費が1,100万かかって、800万足らないわけです。本来資産の部の建物とか、構造物というものが現金に換えられるんならいいんですけど、これ換えられないですよね、現状としてみれば、撤去しないといけない。  そうすると、撤去費が1,100万かかって現金が300万しかない中で、企業会計に一般会計から繰り入れをするということが、認めるつもりですけど、それはどのような会計処理をして企業会計に入れるというのは、御説明できるんですか。  これ、来年の令和年度予算ですので、そのとき質問してくれというなら、そのときでも構わないんですが。 ○委員長三木千明君) 財政課長、高梨正之君。 ◎財政課長(高梨正之君) お答えいたします。  今年度で企業会計のほうを清算します。そうしまして、清算した残りのお金を、雑入で一般会計のほうに入れて、それで一般会計のほうで処理するといったような内容を今、商工観光課長がお話したと思いますが、一応そういう段取りで今後進めていきたいと考えています。 ○委員長三木千明君) 石井志郎委員。 ◆委員(石井志郎君) 分かりました。要するに企業会計というのは、あくまでも企業会計で、清算した時点で、なくなった時点で、その債務を市が引き継ぐというような受け方で、最後納得しなきゃいけないなと思ってますけど、それはまた令和年度予算のときに、その数字というのは出てくると思いますんで、できるだけ早く、清算が済むということで、内容としてみれば賛成させていただきますが、やっと一つのお荷物が下りたということで、皆さんの御苦労に感謝申し上げまして、質問終わります。 ○委員長三木千明君) ほかに質疑ございますか。猪瀬 浩副委員長。 ○副委員長(猪瀬浩君) 9ページを確認したいんですが、収益的収支明細書なんですが、営業収益、温泉供給収益が86万4,693円。減価償却は除いて、下のほうの支出の部の揚湯供給費152万9,467円ということで、現金が減るということが分かるわけですが、この中で、もし修繕費の87万9,690円がなければ、現金としたらプラスになったはずだと思うんですけど、この修繕費は何に使ったのか、教えていただければと思います。 ○委員長三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。  昨年度の修繕に係るものにつきましては、供給ポンプのオーバーホール60万4,800円、逆止弁交換22万円、滅菌器修理5万4,890円の合計87万9,690円でございます。 ○委員長三木千明君) 猪瀬 浩副委員長。 ○副委員長(猪瀬浩君) 今、ひとつ確認が、オーバーホールということは壊れてないけど、修繕をしたということでよろしいんでしょうか。 ○委員長三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) 定期的なもので、そのとおりでございます。 ○委員長三木千明君) 猪瀬 浩副委員長。 ○副委員長(猪瀬浩君) これは令和年度でもう終わるという中で、定期的なものということで、これは法的にやらなければいけないものだからやったのか、それとも単にオーバーホールの時期だからやったのか、教えていただければと思います。 ○委員長三木千明君) 商工観光課長、嶋田清一君。 ◎商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。
     定期的な期間が来たということで、オーバーホールをいたしました。 ○委員長三木千明君) 猪瀬 浩副委員長。 ○副委員長(猪瀬浩君) 分かりました。法的なものだということで認識させていただきます。  最後なんですが、今期540万の現金があって、今現在、先ほどの石井委員の質問に対する答弁で、令和年度末には現金が300万になってしまうということで、250万ほど減る見込みがあるということだと思うんですが、もうこの事業が終わることが決まっているので、今言った修繕費なんかというところについては、壊れたんではなく、また法的に必要でないものであれば、できるだけ減らすように、残り半年でありますけど、お願いしたいと思います。  以上です。 ○委員長三木千明君) ほかに質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 質疑もないようですので、質疑を終了いたします。  続いて、討論に入ります。  反対討論ございますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 賛成討論ありますか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 討論もないようですので、討論を終結し、直ちに採決を行います。  議案第12号を原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○委員長三木千明君) 起立全員であります。よって、議案第12号は原案のとおり認定すべきものと決しました。  以上で、決算審査特別委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。  なお、委員会報告書及び委員長報告の作成につきましては、私に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長三木千明君) 異議なしと認め、そのように取り扱わせていただきます。           ────────────────────────                    執行部あいさつ ○委員長三木千明君) 閉会に当たり執行部より御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。 ◎市長(高橋恭市君) 閉会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  委員の皆様方には、大変御多用の中、2日間にわたりまして決算審査特別委員会を開催していただき、誠にありがとうございました。  昨日の一般会計から本日の特別会計まで、それぞれ慎重な審査の上、5議案全てにつきまして、御認定をいただき、厚く御礼を申し上げます。  審査の中でいただいた御意見につきましては、今後、十分留意しながら対処してまいりたい、このように考えております。  どうもありがとうございました。           ────────────────────────                    閉     会 ○委員長三木千明君) ありがとうございました。  委員の皆様方、執行部の皆様方にあたりましては、2日間にわたり慎重審査、また御答弁いただきまして、誠にありがとうございました。  以上をもちまして、決算審査特別委員会を閉会といたします。ありがとうございました。                  午前10時54分 閉会  上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。    令和  年  月  日             決算審査特別委員会委員長  三 木 千 明...