富津市議会 2019-09-11
令和 元年度決算審査特別委員会−09月11日-03号
市民部長 中 山 正 之 君
納税課長 秦 野 憲 一 君
健康福祉部長 坂 本 秀 則 君
介護福祉課長 池 田 剛 和 君
健康づくり課長 藤 嵜 勉 君
国民健康保険課長 花 田 康 宏 君
建設経済部長 庄 司 優 人 君
建設経済部次長 茂 木 雅 宏 君
商工観光課長 嶋 田 清 一 君
1.
出席事務局職員
事務局長 重 城 祐 主幹 大 川 美佐子
係長 三 木 貴 好 主査 平 野 智 裕
1.議 事
(1)
議案第9号
令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定について
(
質疑、
討論、
採決)
(2)
議案第10号
令和元
年度富津市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の
認定について
(
質疑、
討論、
採決)
(3)
議案第11号
令和元
年度富津市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定について
(
質疑、
討論、
採決)
(4)
議案第12号
令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の
認定について
(
議案説明、
質疑、
討論、
採決)
────────────────────────
開 議
令和2年9月11日(金) 午前9時57分 開議
○
委員長(
三木千明君)
皆さん、おはようございます。定刻前ではございますけれども、おそろいでございますので、ただいまから本日の会議を開きます。
────────────────────────
委員長の報告
○
委員長(
三木千明君) 本日は
決算審査特別委員会の中で、
議案第9号から
議案第12号までの4
議案について審査を行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
なお、
議案第9号から
議案第11号までは、8月26日の本会議において
執行部より詳細な
説明を受けておりますことから、
説明は省略し直ちに
質疑を行い、
質疑終了後、
討論、
採決を行います。
また、
議案第12号は、
執行部から
説明を受けた後に、
質疑、
討論、
採決を行います。
次に、
説明員の方に申し上げます。発言される場合は挙手と同時に
起立し、指名された後に着席、各自マイクのスイッチを入れてから発言するようにお願いします。
以上で、私からの報告を終わります。
────────────────────────
議 事
(1)
議案第9号
令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定について
(
質疑、
討論、
採決)
○
委員長(
三木千明君) それでは、直ちに議事に入ります。
初めに、
議案第9号
令和元
年度富津市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の
認定についてを議題といたします。
御
質疑ございませんでしょうか。
平野英男委員。
◆
委員(
平野英男君) よろしくお願いします。264、265、お願いします。
健康づくりへの取組、頑張ったら頑張った分だけ
インセンティブを稼げる
保険者努力支援制度について伺いたいと思います。
去年も同様の質問したんですけれども、うっかり抜けてた
部分があるので、そこの
部分をお聞きしたいんですけども、これに関しては、
富津市、本当に好調で、
平成29
年度よりも
平成30
年度、
平成30
年度よりもこの
令和元
年度、着実に
インセンティブを稼いでいるというのが、数字のほうからも伺えます。
平成30
年度と比較しても、265ページの下段のほうです。
備考欄の
保険者努力支援制度分2,214万8,000円となっていますけれども、これ前
年度と比較しても551万円増なんですけれども、前回聞き忘れたというのが、私の認識では、2のところで
特別調整交付金市町村分あります。4,980万7,000円。
この中にも、
確か保険者努力支援制度分が加味されていると思います。それが幾らなのか、併せて
保険者努力支援制度分としての
インセンティブが幾らなのか、
合計額を教えていただきたいと思います。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えいたします。
令和元
年度は
保険者努力支援制度分で2,214万8,000円。
決算書265ページのその下の
特別調整交付金の
市町村分につきましては、4,980万7,000円のうち、
保険者努力支援制度分で475万6,000円、合計で2,690万4,000円でございます。
昨
年度、
平成30
年度におきましては、
保険者努力支援制度分で1,663万8,000円、
特別調整交付金分としましては807万6,000円、合計で2,471万4,000円。合計で比較いたしますと、前
年度と比較しまして219万円の増でございます。
○
委員長(
三木千明君)
平野英男委員。
◆
委員(
平野英男君) 本当に
トータル額で見ても、これに関しては、
富津市好調だなという
部分が改めて確認できました。
平成30
年度に関しては54の
市町村があって、
ランキングも6位だったと思うんですけれども、
令和元
年度に関しては、千葉県で
ランキングどのくらいまで行っているのか、あと、もし分かったら
全国ランキング、もし分かるようであれば、それも併せて教えていただきたいんですが。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えいたします。
令和元
年度の
保険者努力支援制度の
獲得ポイントにつきまして
県内順位でございますが、54
市町村中2位でございます。ちなみに全国では、1,741
市町村中114位でございます。
○
委員長(
三木千明君)
平野英男委員。
◆
委員(
平野英男君) ありがとうございます。この状態をキープ、もしくはさらに上を目指していただきたいと思うんですけれども、具体的に全てがいいわけじゃなくて、当然よしあると思うんです。
保険者努力支援制度といっても、いろんな項目があるので、全部は結構なので、よかった
部分、悪かった
部分とか
反省点、主なものを教えていただきたいと思います。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えいたします。
評価のよかった項目としましては、
特定保健指導実施率で50点満点中50点
獲得、対前
年度25点の増、
個人インセンティブの提供といたしまして70点満点中70点
獲得、対前
年度で15点の増、
後発医薬品の促進で35点満点中35点
獲得、対前
年度15点の増などでございます。
一方、評価の下がった項目といたしましては、
第三者求償の取組の
実施状況で40点満点中30点
獲得、対前
年度2点の減となっております。なお、この
第三者求償の取組と申しますのは、
健康保険の対象とならない
交通事故でけがをした場合など、一時的に
保険給付を行うわけでございますが、この場合におきまして、
交通事故の
加害者などの
第三者へ
損害賠償を請求する事務がございますが、それにかかった日数などを指標として評価されるものでございます。
○
委員長(
三木千明君)
平野英男委員。
◆
委員(
平野英男君) ありがとうございます。では、次に移りたいんですけれども、
成果説明書の211ページの下段です。
保険税の
収納状況、これ全体としての数字が出てるんですけれども、これではピンときづらい
部分があるので、1人
当たりの
保険税額、これに関してはかつて、私が議員に初当選したときには、1人
当たりの
保険税が10万円を切るって、イメージしづらかったんですけれども、その後いろいろ
経営努力もあって、今では10万円を切っていると思うんですけれども、
富津市の
令和元
年度の1人
当たり保険税、参考までに近隣3市、
君津、
木更津、
袖ケ浦と比較して、それぞれの
保険税教えてください。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えいたします。
令和元
年度決算におけます、本市の1人
当たりの
保険税調定額につきましては8万8,799円でございます。近隣3市の
見込みでございますが、
木更津市が9万7,849円、
君津市が9万5,166円、
袖ケ浦市が9万2,117円でございます。
○
委員長(
三木千明君)
平野英男委員。
◆
委員(
平野英男君) ありがとうございます。4市の中では一番安い
保険税で、
市民の
皆さんに
税者の軽減を実現できているんで、本当にやりくり大変だと思うんですけれども、このような状態キープしていただければ、
市民の皆様も喜んでいただけると思います。
では、最後の質問ですけれども、
決算書の2ページ、近隣市と比較をしたので、近隣市との
比較関連でお聞きをしたいんですが、2ページで
一般会計の
実質収支決算剰余金を聞いたんですけれども、
富津市に関しては
国保会計決算剰余金が1億3,913万7,059円ということですけれども、参考までに
決算見込みで、まだ
認定されてないので、
見込みになろうかと思いますけれども、
君津、
木更津、
袖ケ浦の
決算剰余金の
見込額を教えてください。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えいたします。
各市から聞き取りいたしました
決算数値見込みでお答えさせていただきます。
木更津市が1億1,000万円、
君津市が7億円、
袖ケ浦市が5億2,000万円でございます。
○
委員長(
三木千明君)
平野英男委員。
◆
委員(
平野英男君) ありがとうございます。あまり他市のことをどうのこうのではないですけれども、かなり
決算剰余金出ているところもあるんだなということが理解できました。
あと、このお金の使い方に関して
基金に積み立てるのか、翌
年度の
予算のほうに組み入れるのかは、これはその自治体の
運営の
方法論によるものだと思いますので、そういうことだということが理解できました。
ありがとうございます。以上です。
○
委員長(
三木千明君) ほかに
質疑ございますか。
千倉淳子委員。
◆
委員(
千倉淳子君)
決算書の282ページ、
成果書の211ページになるんですか。
基金積立金についてお伺いいたします。
常任委員会の時にもお聞きしたんですけれども、現在の
富津市の額が、ここに載っておりますが、近隣3市の
基金額を教えてください。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えいたします。
各市の
令和元
年度末の
基金残高でございますが、
君津市が約1,100万円、
木更津市が約9,400万円、
袖ケ浦市が約1億4,600万円でございます。
○
委員長(
三木千明君)
千倉淳子委員。
◆
委員(
千倉淳子君) ありがとうございます。毎年指摘をさせていただいているところでございますけれども、この
基金の残高が非常に4市に比べて多くなっております。その理由も前回お聞きしたんですが、これもう一度お答えいただいてよろしいですか。
○
委員長(
三木千明君)
国民健康保険課長、
花田康宏君。
◎
国民健康保険課長(
花田康宏君) お答えさせていただきます。
前回と同様の回答ということで申し上げさせていただきます。
今回、
令和2
年度9月
補正予算に計上いたしました
令和元
年度決算剰余金、こちらを積み立てた後の
国民健康保険基金残高については約8億3,000万円となる予定でございます。
一方で
令和2
年度の当初
予算におきましては、千葉県へ納付する
事業費納付金等の
財源不足への対応といたしまして、
国保税率の見直しを行わず約2億7,000万円を
基金繰入金で対応することとしておりまして、
令和2
年度末の
基金残高は約6億円まで減少する
見込みで、今後も
基金からの
繰り入れが必要な状況が続くことが想定されております。
このような状況からいたしまして、今後の
基金の
活用につきましては、これから今後示されます
令和3
年度の
事業費納付金の
動向等に十分留意しつつ、
保険税率の引き上げを行わないための
繰り入れなど、被
保険者の
負担増加につながらないよう、安定的な
国保運営のために
基金の
活用を検討してまいりたいと考えてございます。
○
委員長(
三木千明君)
千倉淳子委員。
◆
委員(
千倉淳子君)
執行部の方々が今までの動向とこれからの人口の
動向等も考えて、そうした積み立てをしてくださっていることの
努力は、大変ありがたいことだなと思っております。
ただ、今回の
国保の
協議会のときに、
委員の方から今回の災害についてにある意見が出ました。その方は、実は
コロナ禍の中にあって
子供たちの教育を何とかしようということで、
教育者だった方ですので、お仲間何人かと、そういった
子供たちのお勉強を見ている、そういう会を毎回やっていると、今回、
コロナ禍でそうした子供を集めるときの、そこで行われることに対する
予防策だとか、そういったことを大変苦慮していると。
その中で、この
国保の中から何か
富津市独自として、そういったところへ
支援をしていただけるようなことはないのか、そういったものはどこの
予算から出るのかというような御質問が出たと、私は理解をしております。
将来のために蓄えることはもちろん大事ですが、4市と比べての額からいっても、何かしらそういった市に
国保税を納めていらっしゃる
方たちの要望に応えられるようなところに、ぜひこの
基金を充てていただけるような
努力を、今後もしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。お願いします。
◆
委員(
千倉淳子君)
富津市は本当に出るのが早いほうだったということは、前々から感謝をしているところです。
基本的には、1か月程度で出すというのが基本になっていると思うんです、どうしても人数が多いので、
皆さんどこでも長くなっているというのが現状ですが、やっぱり今回のコロナだとか、業務の関係で少し今は長くなっているのかなというふうに思いますが、そういうことでよろしいでしょうね。
○
委員長(
三木千明君)
介護福祉課長、池田剛和君。
◎
介護福祉課長(池田剛和君) ただいま言われたとおりに、今回のコロナの関係で、主治医意見書の提出遅れなどが主な原因となっております。
○
委員長(
三木千明君)
千倉淳子委員。
◆
委員(
千倉淳子君)
認定調査についてはいろいろ大変だと思います。ケアマネの不足もあって、天羽地区では調査に来る
方たちがほとんど、鋸南から
皆さん調査に来ていただくような状態が今できております。
大変だと思いますけれども、今後もなるべく早く結果が出るような
努力を引き続きよろしくお願いしたいと思っております。
○
委員長(
三木千明君) 千倉
委員、
決算の関係ですので、日数の関係というのはちょっと逸していると思うんですけども。
◆
委員(
千倉淳子君) そうですか。
○
委員長(
三木千明君) はい。
◆
委員(
千倉淳子君) そうですか、分かりました。それも含めてだと私は思って、大変失礼いたしました。今後気をつけます。
以上です。
○
委員長(
三木千明君) ほかに
質疑ございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君)
質疑もないようですので、
質疑を終了いたします。
続いて、
討論に入ります。
反対
討論ございますか。
福田好枝委員。
◆
委員(
福田好枝君) 介護
保険事業ですが、現在、一番低い
保険料の人でも月に2,565円で、年に3万780円支払っています。月1万5,000円の年金者からも天引きされるということで、年金少ない方は非常に苦しんでおられます。
また、来
年度は8期に入ってさらに引き上げになることとなると思います。より良い介護を受けたいと思えば
保険料が上がる仕組みが、この介護
保険の
制度です。
国の負担割合を引き上げない限り、
保険料は際限なく高くなる
制度なので、市として国へ国庫負担金の引き上げを求めて、本
決算に反対いたします。
以上です。
○
委員長(
三木千明君) ほかにございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君) 次、
賛成討論ございますでしょうか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君) ほかに
討論もないようですので、
討論を終結し、直ちに
採決を行います。
議案第11号を原案のとおり
認定することに
賛成の方の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
三木千明君)
起立多数であります。よって、
議案第11号は原案のとおり
認定すべきものと決しました。
会議の途中ですが、
説明員入れ替えのため、ここで暫時休憩をいたします。
会議の再開を10時40分といたします。
午前10時31分 休憩
────────────────────────
午前10時36分 開議
○
委員長(
三木千明君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
────────────────────────
(4)
議案第12号
令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の
認定について
(
議案説明、
質疑、
討論、
採決)
○
委員長(
三木千明君)
議案第12号
令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算の
認定についてを議題といたします。
本件
議案に対する
説明を求めます。
建設経済部長、庄司優人君。
◎
建設経済部長(庄司優人君)
令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算書について、御
説明申し上げます。
別冊の
令和元
年度富津市
温泉供給事業特別会計決算書の6ページを御覧ください。
温泉供給事業につきましては、観光開発の一環として、昭和47年3月から地域旅館業者を対象として、温泉供給を開始したものでございますが、余剰の湯量があったため、昭和48
年度より一般家庭への供給を開始し、現在に至っております。
令和元
年度の年間総供給量は6,028立方メートルで、前
年度に比べ447立方メートルの減となりました。
主な原因は、
令和元年台風第15号の影響により、当温泉供給地域において、
令和元年9月9日から9月19日の間、停電が発生していたことから、温泉供給ができなかったためであります。
7ページを御覧ください。
3業務、(1)業務量でございますが、供給戸数につきましては、
令和元
年度末で営業3戸、一般9戸の、計12戸であり、前
年度と比較いたしますと、一般1戸の減となっております。
年間総供給量は、6,028立方メートルで、1日平均供給量は16.47立方メートルであります。
9ページを御覧ください。
(3)収益的収支明細書でございますが、収入につきましては、基本料金、超過料金及び量水器使用料等の営業収益が86万4,693円で、営業外収益はなく、
決算額は同額の86万4,693円でございます。
支出につきましては、営業費用の揚湯供給費が152万9,467円、減価償却費が88万4,539円の、合計241万4,006円であります
10ページを御覧ください。
資本的収支明細書でございますが、該当する収入及び支出はございませんでした。
恐れ入りますが、3ページへお戻りください。
令和元
年度富津市温泉供給事業損益計算書でございますが、
令和元
年度の営業損失は154万9,313円で、営業外収益はございませんでしたので、当
年度純損失は154万9,313円となりました。
これに、前
年度繰越欠損金2,007万1,271円を加えた2,162万584円が、当
年度未処理欠損金でございます。
以上で、
説明を終わらせていただきます。よろしく御審査のほど、お願い申し上げます。
○
委員長(
三木千明君)
執行部の
説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。御
質疑ありませんでしょうか。石井志郎
委員。
◆
委員(石井志郎君) いつも同じような質問で申し訳ございません。
結果、今回の
決算委員会で
令和2
年度中に事業を清算するといような
説明があったようにお聞きしたんですが、今後の事業清算に伴うスケジュール、それと5ページに貸借対照表があるんですが、この中で、現金が549万6,922円。資産の部と負債の部、資本の部で、合計しますと、単純に考えて負債の分というのは、資産の部と相殺すれば財務的には清算できると思うんですが、今後清算にするに当たって、建物等の撤去費が果たして596万922円で間に合うのかというところが、一つの問題点になろうかと思います。
昨年も質問した中で、加入者に温泉を供給する配管等は、国、県と相談した上、埋設のまま処理をしないとか、そういう話もありました。その辺も含めまして、今後の清算までのスケジュール、
令和2
年度残りあと数か月しかございません。その間に果たしてこれが清算できるのかどうかを含めまして、御
説明いただきたいと思います。
○
委員長(
三木千明君)
商工観光課長、嶋田清一君。
◎
商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。
温泉供給事業の今後の進め方につきましては、財政状況及び施設の老朽化等により、今後の温泉供給事業の継続が難しいと判断したため、
平成29年9月から利用者への
説明会を開催し、事業の廃止について理解を求めてまいりました。
現在、借地の返還にかかる地権者との協議、また国道や県道の占用についても協議はおおむね完了しております。撤去の費用につきましては、概算で1,100万円を見込んでおります。
撤去の施設について主なものを申し上げますと、源泉地に設置しているベビーコンプレッサーやポンプ、貯水槽等の撤去や先ほど申しました、国道、県道に埋設されている配管へのモルタル注入を予定しております。
施設の撤去のスケジュールでございますが、
令和3年3月31日をもって温泉供給事業を廃止する予定で進んでおりますので、施設の撤去につきましては、
令和3
年度の
一般会計において、
予算の計上をしていきたいと考えております。
また、
一般会計でどの程度負担するかという
見込みでございますが、施設の撤去費用が1,100万円、
令和2
年度末の現金残高を約300万円で試算いたしますと、800万円程度の
一般会計から支出をすることと見込まれます。
○
委員長(
三木千明君) 石井志郎
委員。
◆
委員(石井志郎君) 結局、結論先送りした結果が、このような状況になろうかと思います。でも、温泉というものが
富津市内の観光の一つの目玉になっていたわけですから、致し方ないと思います。
これ、認めなければ清算できないわけですから認めようかと思うんですが、これ企業会計に
一般会計から
予算を出す場合には、どのような項目で、
令和3
年度の
予算要求をする予定か、その辺をお聞きかせいただけますでしょうか。
○
委員長(
三木千明君)
商工観光課長、嶋田清一君。
◎
商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。
企業会計から
一般会計の現金、残金というんですか、そちらの収入につきましては、県のほうに確認いたしましたところ、
一般会計の雑入ということで入れればいいんじゃないかということで、2番目の回答……
〔「逆だよと」と呼ぶ者あり〕
◆
委員(石井志郎君) 今、現金では
令和2
年度末で300万ですね、処理費が1,100万かかって、800万足らないわけです。本来資産の部の建物とか、構造物というものが現金に換えられるんならいいんですけど、これ換えられないですよね、現状としてみれば、撤去しないといけない。
そうすると、撤去費が1,100万かかって現金が300万しかない中で、企業会計に
一般会計から
繰り入れをするということが、認めるつもりですけど、それはどのような会計処理をして企業会計に入れるというのは、御
説明できるんですか。
これ、来年の
令和3
年度の
予算ですので、そのとき質問してくれというなら、そのときでも構わないんですが。
○
委員長(
三木千明君)
財政課長、高梨正之君。
◎
財政課長(高梨正之君) お答えいたします。
今
年度で企業会計のほうを清算します。そうしまして、清算した残りのお金を、雑入で
一般会計のほうに入れて、それで
一般会計のほうで処理するといったような内容を今、
商工観光課長がお話したと思いますが、一応そういう段取りで今後進めていきたいと考えています。
○
委員長(
三木千明君) 石井志郎
委員。
◆
委員(石井志郎君) 分かりました。要するに企業会計というのは、あくまでも企業会計で、清算した時点で、なくなった時点で、その債務を市が引き継ぐというような受け方で、最後納得しなきゃいけないなと思ってますけど、それはまた
令和3
年度の
予算のときに、その数字というのは出てくると思いますんで、できるだけ早く、清算が済むということで、内容としてみれば
賛成させていただきますが、やっと一つのお荷物が下りたということで、
皆さんの御苦労に感謝申し上げまして、質問終わります。
○
委員長(
三木千明君) ほかに
質疑ございますか。猪瀬 浩副
委員長。
○副
委員長(猪瀬浩君) 9ページを確認したいんですが、収益的収支明細書なんですが、営業収益、温泉供給収益が86万4,693円。減価償却は除いて、下のほうの支出の部の揚湯供給費152万9,467円ということで、現金が減るということが分かるわけですが、この中で、もし修繕費の87万9,690円がなければ、現金としたらプラスになったはずだと思うんですけど、この修繕費は何に使ったのか、教えていただければと思います。
○
委員長(
三木千明君)
商工観光課長、嶋田清一君。
◎
商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。
昨
年度の修繕に係るものにつきましては、供給ポンプのオーバーホール60万4,800円、逆止弁交換22万円、滅菌器修理5万4,890円の合計87万9,690円でございます。
○
委員長(
三木千明君) 猪瀬 浩副
委員長。
○副
委員長(猪瀬浩君) 今、ひとつ確認が、オーバーホールということは壊れてないけど、修繕をしたということでよろしいんでしょうか。
○
委員長(
三木千明君)
商工観光課長、嶋田清一君。
◎
商工観光課長(嶋田清一君) 定期的なもので、そのとおりでございます。
○
委員長(
三木千明君) 猪瀬 浩副
委員長。
○副
委員長(猪瀬浩君) これは
令和2
年度でもう終わるという中で、定期的なものということで、これは法的にやらなければいけないものだからやったのか、それとも単にオーバーホールの時期だからやったのか、教えていただければと思います。
○
委員長(
三木千明君)
商工観光課長、嶋田清一君。
◎
商工観光課長(嶋田清一君) お答えいたします。
定期的な期間が来たということで、オーバーホールをいたしました。
○
委員長(
三木千明君) 猪瀬 浩副
委員長。
○副
委員長(猪瀬浩君) 分かりました。法的なものだということで認識させていただきます。
最後なんですが、今期540万の現金があって、今現在、先ほどの石井
委員の質問に対する答弁で、
令和2
年度末には現金が300万になってしまうということで、250万ほど減る
見込みがあるということだと思うんですが、もうこの事業が終わることが決まっているので、今言った修繕費なんかというところについては、壊れたんではなく、また法的に必要でないものであれば、できるだけ減らすように、残り半年でありますけど、お願いしたいと思います。
以上です。
○
委員長(
三木千明君) ほかに
質疑ございませんでしょうか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君)
質疑もないようですので、
質疑を終了いたします。
続いて、
討論に入ります。
反対
討論ございますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君)
賛成討論ありますか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君)
討論もないようですので、
討論を終結し、直ちに
採決を行います。
議案第12号を原案のとおり
認定することに
賛成の方の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
委員長(
三木千明君)
起立全員であります。よって、
議案第12号は原案のとおり
認定すべきものと決しました。
以上で、
決算審査特別委員会に付託されました
議案の審査は全て終了いたしました。
なお、
委員会報告書及び
委員長報告の作成につきましては、私に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんでしょうか。
〔「異議
なし」と呼ぶ者あり〕
○
委員長(
三木千明君) 異議
なしと認め、そのように取り扱わせていただきます。
────────────────────────
執行部あいさつ
○
委員長(
三木千明君) 閉会に
当たり、
執行部より御挨拶をお願いいたします。市長、高橋恭市君。
◎市長(高橋恭市君) 閉会に
当たりまして一言御挨拶を申し上げます。
委員の皆様方には、大変御多用の中、2日間にわたりまして
決算審査特別委員会を開催していただき、誠にありがとうございました。
昨日の
一般会計から本日の
特別会計まで、それぞれ慎重な審査の上、5
議案全てにつきまして、御
認定をいただき、厚く御礼を申し上げます。
審査の中でいただいた御意見につきましては、今後、十分留意しながら対処してまいりたい、このように考えております。
どうもありがとうございました。
────────────────────────
閉 会
○
委員長(
三木千明君) ありがとうございました。
委員の皆様方、
執行部の皆様方にあたりましては、2日間にわたり慎重審査、また御答弁いただきまして、誠にありがとうございました。
以上をもちまして、
決算審査特別委員会を閉会といたします。ありがとうございました。
午前10時54分 閉会
上記会議の概要を記載し事実と相違ないことを証するためにここに署名する。
令和 年 月 日
決算審査特別委員会委員長 三 木 千 明...